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行政書士試験について

 「平成29年度行政書士試験」を平成29年11月12日(日)受験しました。私の住んでいる場所は北海道札幌市なので、試験会場は北海学園大学のキャンパスでした。

 昨年も受験し、惜しくも「一般知識」の足きりに引っかかり、あと1問正解していれば、合格していたかも?という成績で涙をのんだのでした。

 実は10年ほど前にも1回受験しており、その時は今とは試験問題が大幅に違っていたとの印象があります。その時ももちろん不合格。完全に試験をなめておりました。

 その当時、私は司法書士の勉強をし、3~4回受験しましたが、不合格という状況で、それで行政書士ぐらいなら合格できるだろうと甘く考えていたのです。その試験にも合格できず。しばらくは行政書士試験から遠ざかっていました。(小型船舶免許、特殊無線技士などの趣味に活かせる資格を取っていました。)

 行政書士試験は年1回、毎年11月の第2日曜日に行われます。時間は13時から16時までの3時間。他の資格試験に比べたら短い方かもしれません。

 試験科目は「法令等科目」と「一般知識」があり、合わせて60問。出題配分は法令科目から46問、一般知識から14問の出題される。合格ラインは300点満点の6割、180点だといわれています。

 試験はマークシートと記述式で、法令科目は46問中、5肢選択式が40問、多肢選択式が3問、記述式が3問、記述式は問題についての解答を40字前後で記入するというものです。

 また、一般知識は14問すべてが5肢選択式です。5肢選択式は1問が4点、多肢選択式は1問が2点、記述式は1問が20点という配点で、全体で180点を超えなければなりません。ただ、一般知識には14問中6問以上正解しなければ、どんなに法令科目で高得点であろうと不合格になるという足きりがあります。私自身、平成28年度の試験でこの足きりに泣きました。

 この一般知識がくせもので、文章理解とか個人情報保護、情報公開などはまだ勉強の的が絞れるのですが、政治・経済・社会・時事問題というのが、まったく予測がつきません。こまめに新聞を読むなり、ニュースを見るなり、私は、大学受験の現代社会のテキストで学習していました。また文章理解も公務員試験用のテキストで文章読解力をつけていました。

 そのかいあって、平成29年度の試験は一般知識を8問正解できました。私としては上出来です。文章理解については昨年よりも簡単だったというのがラッキーでした。