令和2年度 問題12

建物の構造及び床面積に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。

 

ア 開閉式の屋根を有する野球場については、開閉式屋根の開閉可能部分の下に当たる観客席及びフィールド部分の面積も床面積に算入する。

 

イ 4階建の建物で、1階部分及び2階部分が鉄骨鉄筋コンクリート造、3階部分及び4階部分が鉄骨造の場合における構成材料により区分された建物の構造は、「鉄骨鉄筋コンクリート造」である。

 

ウ 地上部分が2階層、地下部分が4階層からなる建物の階数により区分された建物の構造は「地上2階付き地下4階建」である。

 

エ 地下街の建物については、常時一般に開放されている通路及び階段部分の面積も床面積に算入する。

 

オ 建物に床面積に算入されない部分があり、当該部分の屋根の種類が、他の部分の屋根の種類と異なる場合、当該床面積に算入されない部分の屋根の種類による区分は、表示の対象としない。

 

 

1 アエ   2 アオ   3 イウ   4 イオ   5 ウエ

 

 

正解 2

ア 〇

開閉式の屋根を有する野球場については、開閉式屋根の開閉可能部分の下に当たる観客席及びフィールド部分の面積も床面積算入すべきであるとされている。

 

イ ×

本肢の場合は、「鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造」と表示することになる。

 

ウ ×

本肢の場合は、「地下4階付き2階建」と表示することになる。

 

エ ×

地下街の建物の床面積は、壁又は柱等により区画された部分の面積により定めるが、常時一般に開放されている通路及び階段の部分を除くこととされている。

 

オ 〇

屋根の種類が2種類以上葺かれている場合の認定基準において、床面積に算入しない部分の屋根については表示の対象としないこととされている。