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行政書士事務所の確定申告

もうすぐ確定申告の時期ですが、当事務所は2020年6月に開業して、今年2021年が初めての確定申告です。

 

2020年6月15日付けで行政書士としての登録が済み、すぐに税務署へ行き、「個人事業の開業・廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておきました。

 

日々の売上や経費などの入力に必要な会計ソフトは「FreeWay経理Lite」という無料のソフトを使用させてもらい事足りております。

 

税務署から、確定申告についての書類が郵送されてきまして、さっそく作成にとりかかりました。当初は、売上と必要経費を比べ、明らかに赤字でしたので、申告しないでいいかとも思ったのですが、経費の減価償却や損失の繰り越しなどの事を考えると、きちんと申告しておいた方が良いと思い申告することにしました。

 

開業した6月15日以前に、準備としてかかったお金(行政書士会への入会金や事務用品代金)が、そこそこの金額になり、それは「開業費」として5年間60ケ月で分割し減価償却していくので、今年の申告では6回分を経費として落としました。後、4年分は毎年経費として落とせることになります。

 

また、昨年は開業して半年間でしたが、売上から必要経費を引いたものが若干赤字でした。その赤字は、3年間繰り越せるので、黒字になった年に落そうと思います。

 

行政書士の仕事は、特に仕入れがあったり、売掛金、買掛金がある訳ではないので、書類の作成も楽です。会計ソフトへの入力も、その都度すぐに入力し、レシートを整理しておけば特に煩わしいこともありません。

 

やはり、収入と支出の管理をしっかりと行い、自分自身の有り様を知っておくという事は大切な事ですね。