地目に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
ア ガソリリンスタンドとして使用されている土地の地目は、その事務所が付随的なものであるときは、当該事務所が存する部分も含めて雑種地である。
イ 宅地に接続して設けられた屋外プールの土地の地目は、雑種地である。
ウ 専ら給水の目的で敷設された取水口から浄水場までの水路の用に供する土地の地目は、水道用地である。
エ 用水を利用して「わさび」を肥培管理する土地の地目は、田である。
オ 耕作の方法によらずに竹木が生育する土地の地目は、原野である。
1 アイ 2 アエ 3 イオ 4 ウエ 5 ウオ
ア 〇
ガソリンスタンドとして使用されている土地については、その店舗や事務所が付随的なものに過ぎないと認められるときは、敷地全体を「雑種地」として取り扱うものとされている。
イ ×
プールについては、宅地に接続するものは「宅地」とし、その他は「雑種地」として取り扱うものとされている。
ウ ×
「水道用地」とは、専ら給水の目的で敷設する水道の水源地、貯水池、ろ水場又は水道線路に要する土地をいうが、水源から取り入れた原水を取水口から浄水場へ送る水路の用に供する土地は、「水道用地」とする。
エ 〇
「田」とは、農耕地で用水を利用して耕作する土地をいうが、水稲のほか、「わさび」、「はす」、「いぐさ」など、用水を利用して肥培管理をする土地の地目は、「田」とする。
オ ×
耕作の方法によらないで竹木が生育する土地の地目は「山林」である。